こんにちは。前回が国際情勢や憲法の記事なのに「今回はアイドルの記事を書くなんてふぜけてるのか」と怒られそうですが、かなりまじめに書いてます^^;
『キリギリス人』
これは、今回、AKBの派生グループであるノースリーブスが新曲のタイトルです。このキリギリスとは、まぎれもなく『アリとキリギリス』のキリギリスの事です。
小学校の授業で『アリとキリギリス』の話が出てきたら、する時はたいていの場合アリが美化され、キリギリスが悪例として紹介される。そして、たいていの授業はそれで終わり、この話について深く考えるという行為をしないのではないでしょうか?
しかし、驚く事に国民的アイドルグループがこれに警笛をならしました。「なんで、アリじゃなきゃいけないの?私たちはキリギリス人間」という趣旨の歌詞が終止展開されています。
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俺達のピークは今夜だろ。
歌え、踊れ、キリギリスよ。貯金なんかなくていい。
楽しい日々、楽しい事に使い切るんだ。
もしも、冬がやってきても歌い続けろ。
どんな欲がキリがないんだ。
先の事なんてわからないだろ。
こない事は気にするな♪
ノースリーブス(AKB48の主力3人)
『キリギリス人』より主要部分抜粋
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何の疑いもなくアリを美化していた僕ですが、この歌を聴いて思わず「本当のそうなのだろうか?キリギリスって本当は幸せなのでは?」と改めて考えてみました。
確かに、アリは冬に備えて完璧な準備をしたのに自分を追いつめてガンになったりするかもしれない。極論を言えば空気を読まずに自分だけ冬に助かろうとしたせいで冬に襲撃される可能性さえもある。(ある経営者から似た話を聞きました。)
逆にとことん人生を楽しんだ人間というのは皆を引きつける魅力を持ってたりするケースもあります。(寅さんのようなケースが典型例)
怠けるという事を美化する気はないのですが「遊び」とは本来、貴族のみに許された、高尚な行為だったはず。学問を学ぶスクールの語源は暇(スコレ)から来ています。学問というもは、暇人の最高の遊びだったようです。
これはまさにTOYOTAがよく言う「なんで」を5回考える(本質に迫る)と
著しく類似しているのかもしれない。
さすが、敏腕プロデューサー秋元康さん

Shinsaku Enomoto

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