「勤務先はイラク、月給は50万円」
少し前の話ですが
戦場ジャーナリストの安田純平さんの本に上記のような事が書いてあった。
読んでいる時は驚きを隠せず「本当なのか!?」
と思って、Googleで色々なサイトを検索してみたが、どうやら本当の事のようです。
安田さんの書籍に書いてあったロジックとしては
以下のような感じらしい。
1.時は今からおよそ、8年前の2005年
2.求人内容は、施設建設のスタッフ
3.雇い主はイラクで活動するアメリカの民間軍事会社(PMC)
※PMCはイラクにて、物資の輸送や施設の建設などを請け負う会社
4. 通常は近隣諸国のクウェートなどの人間を雇うが、日本のハローワークにも1日だけ求人が出された(もっとも、すぐに取り下げられたらしいです。)
求人は出てましたが、実際に日本人が働くとなると、ビザの問題や人質に取られた時の請求金額が高いなどの理由からあまり好まれないみたいで
日本人応募者が実際に職務につけたかどうかは「?」みたいです。
また、このような求人は実はイラクの隣国クウェートではエージェントに多額の金額を支払っても、雇われたいほどの人気の求人との事。なぜなら、アメリカの軍事会社なので、クウェートで働くより圧倒的に賃金がよく、出稼ぎ労働としては最適だからだそうです。クウェートだけでなく、ネパールなどからも応募はあり、やはりかなりの倍率らしい。
上記からわかるように、今や戦争は民営化されている。いや、傭兵などの歴史の話を聞くと、かなり前の時代から民営化自体はされているみたいですが、今はその傾向が顕著のようです。(大学時代に結構調べた事で、うろ覚えなので詳しくはもっと調べて追記します。)
また、貧しさを抜け出すために、労働者は民間軍事会社を歓迎し、なくなると困るという声の方が多数派を占める。
複雑な気持ちではありますが、これが今、世界で起こっている事実のようです。
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