ベトナムで農園を経営する日本人起業家たち「ベトナム軍団」


ベトナムで農園を経営する黒川大輔
ベトナムで仲間と農園を経営する黒川大輔氏

 

こんにちは。最近、やたらと冒険家に憧れている榎本晋作です。

2013年7月末にベトナム旅行に行ってきました。

現地で色々な取材してきたので、これからその事を本ブログにて、少しづつご紹介していきたいと思います。

第一弾は先日も、本ブログで紹介した起業家の友人、黒川大輔が所属する「ベトナム軍団」の紹介です。

 

■ベトナム軍団とは?

ベトナム軍団Facebookページより
ベトナム軍団Facebookページよりスクリーンショット

 

「ベトナム軍団」は、ベトナムで農園を経営する日本人たちです。

NPO法人コモンビートのメンバーが中心になって、2012年9月からベトナムで事業を開始しました。

現在、メンバーが5、6人で、そのメンバーの1人、黒川大輔(以下、クロ)と友達だったので 今回、連絡してベトナム軍団に体験入団させてもらいました。

ちなみに、クロは僕と同じ85年世代です。
(頼もしい同世代です!)

 

■ベトナム軍団はどんな事業で起業して、何を売っているのか?

ベトナム軍団農園のトマト
ベトナム軍団農園のトマト

 

上述しましたが、ベトナム軍団は、ベトナムのダラットという場所で農園をやってます。

イタリアントマトとキュウリがメイン商品で、その他、トウモロコシやルッコラなどを育ててます。

 

ただ何も考えずに、野菜を育てているわけではなく、日本の種や土壌改良までしっかり行う事で、高級野菜として売り出し、日本食レストランなど、高級店に出荷しているそうです。

 

土壌改良などをしっかりと行う日本の農業技術は、ベトナムでは差別化の要素との事。

 

ホーチミンで売っているトマトが、1キロ1万ドン(40円)程度なのに、対して 彼らの出荷する野菜は、1キロ5万ドン(200円)で出荷されているそうです。

 

農業経験のないメンバーが集まってゼロから始めた事業なので、わからない事ばかりですが
現地で農園を経営する日本人から、農業技術やトマトソースなどの加工食品のマーケティングなどを教わりながら経営をしていました。

 

やはり、海外に出る際は、日本人ネットワークは非常に重要だと感じます。

 

■ダラットってどんな所??そしてベトナム軍団はどこで農業をしているか?

ダラットの空港(ベトナム航空にて)
ダラットの空港(ベトナム航空にて)

ダラットはホーチミンから、飛行機で50分ほどの場所で、日本で言うと軽井沢のようなリゾート地です。

フランス占領時代の面影が残る町なみで建物が西洋風で、観光地としても人気があるそうな。

 

ダラットの山奥
ベトナム軍団の農園に行くため、ダラットの山の中に入っていく 

 

彼らの農園と住居は街から、スクーターで40分ほど行った山の中にあります。

舗装されていない道路や山道をスクーター2人乗りで走り抜けるのは、非常にスリリングでした。

大事件も起こったのですが、それは機会があれば記事にしようと思います。
(いや、本当に怖かったです汗)

■農園の様子

 9000万ドン(約36万円)で建てたビニールハウス
9000万ドン(約36万円)で建てたベトナム軍団のビニールハウス、iPadで、90年代のJ-POPを聴きながら作業を行っている

 

着いてそうそう、農園を手伝わせてもらえる事に!

農業は全くやった事がなかったので、期待膨らませ、いざ農園へ!

 

この日の作業は

・スプリンクラー機能のためのゴムホース設置
・野菜の葉っぱ切り

 

僕がお手伝いした作業は、ゴムホース設置の補助でした。
ゴムホースと書いてますが、実際はえらく固く太かったです。

僕が抑えているホースをクロが針がねで固定していく作業が延々と続きます。

作業中、ゴムホースがなかなか言う事をきかない感じで

「こう動かせばねじれずにまっすぐになるのか?」

など、物理の授業を思い出させる出来事の連発でした。

 

見た目以上に、結構な重労働だったのですがクロは卒なくこなしてました。

見ていてたくましかったです!

スプリンクラーの機能を果たすホースを設置中
スプリンクラーの機能を果たすホースを設置中

 

2日目の午前中は雑草抜き!

地味な作業ですが、雑草には寄生虫などがいる可能性があるので、しっかりと抜いておく事が大切です。

これだけ抜きました!

ベトナム軍団の農園で雑草を抜く

雑草を抜き満足げな私。(野球で使ってるアップシューズをもって行ってよかった。)

 

■ベトナム軍団はどのような生活をしているか?

 

ベトナム軍団、夜のMTG中の様子
ベトナム軍団、夜のMTG中のさやかさんとクロ

 

気になる、ベトナム軍団の生活をご紹介します。

もちろん、日によって行う作業が違うので、スケジュールも全く違うのですが
主に下記のようなサイクルで動いているようです。

AM6:00  起床、朝ご飯
AM7:30〜12:00  農園にて農作業
PM12:30頃  昼食
PM13:30頃〜17:30  農作業
PM:18:00頃  夕食
PM19:00頃  夜のMTG

※この他、事務作業、街へ買い出し、出荷作業など様々な業務があります。

メンバーはローテーションで2つグループに分かれています。

1.資金調達部隊(@日本)

農園を経営するには「土地代、肥料、種の費用、生活費」など様々な経費が発生します。

幸いにしてベトナムは物価が安いので、日本にいる部隊は、資金稼ぎを行っています。

2.農園部隊(@ベトナム)

ベトナムで実際に農作業や、出荷先のお店との交渉などを行います。ベトナムにいる部隊は基本的に常時2人だそうです。

 

さやかさんが作ってくれた夜ご飯
さやかさんが作ってくれた夜ご飯(キュウリがメロンみたいな風味でおいしかったです^^)

 

 

■「みんな、新興国で起業すべきだよ、必要な事が全部学べる」

おばけキュウリとクロ
おばけキュウリを収穫したクロ

取材中、クロが、日本人に伝えたい事は何かと聞いたら、このような答えをくれました。

ゼロから新興国で事業を行う事で、経営に必要な要素を実際に体験でき、そして新興国は物価が安いので、資金も先進国に比べて、安く済みます。

 

「肌で起業を体感できて
そこで培ったノウハウを他の国でも役立てる事ができるから一石二鳥!
ほんとにベトナムに来てよかった!」

 

とクロは語ります。

また、意外にも日本人ネットワークは東南アジア地域だと結構あり、日本人同士協力しあいながら生きて行けるとの事。

課題は「人手」

常時、ベトナムにいるメンバーは、2人でまわしているので、とにかく農作業の人手が足りないとの事。

実際、足手まといになるかと思ったら、僕でも、後回しにしてしまっていた雑草抜きを行ったり、ホース設置の補助を行う事でもう一人が野菜の葉っぱ切りに専念できたりなど、役に立てたようです。

ベトナム軍団は1週間でもよいので、体験入団してくれるメンバーを募集しているようです。

 

■ベトナム軍団に体験入団してみて

日本食をおみやげに、大量に持っていっていきました。

日本食をおみやげに、大量に持っていっていきました。

 

一言で言えば、とにかく、新鮮でした。

新興国の観光地以外の場所で実際に事業を体験でき、しかも自然に触れられる体験は、短期間でしたが、自分にとって貴重な経験になりました。

日本みたいに、何から何まで整っているわけではないので、不便な事は多いですが、逆にそれが「生きている実感」を感じさせてくれました。

 

行く前は、原始的なイメージを持っていて、単に野菜を作っていればよいのだと思っていたのですが、加工食品の市場最適化など、価格設定、市場でのポジショニングなど、マーケティングをしっかりと行う必要もあるので、経営についても色々と学ぶ事ができて、よかったです。

また、帰ってきてから気づいたのですが、元気になりました。

やはり自然に触れるのが人間は一番ですね。

「働き方、生き方」

この2つについて、改めて考えさせられる体験ができてよかったです。

クロ、さやかさん、ありがとう!

ベトナム軍団のFacebookページはこちら(写真付きで軍団の日常が更新されてます!)

ベトナム軍団のFacebookページ

 

■おまけの動画

農作業中の黒川大輔(ベトナム軍団)

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Shinsaku Enomoto

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ブログ記事を読んでいただきありがとうございます。晋作チャンネル管理人の榎本晋作です。 本ブログで、僕が学んできた事や読者の方に有益な事をお伝えできればと思い、記事を執筆させていただいております。 ▶プロフィール ▶Twitter:Shinthanks: ▶Facebook:Shin Enomoto
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